下記同一内容の番組のまとめを書…
【モーガン】 「人はなぜウソをつくのか?」まとめ
放送局 / 番組名 | タイトル |
Science(米)2015年 S6-6 「Through The Wormhole」 |
Why Do We Lie? |
Discovery Channel(米) 「モーガン・フリーマンが語る宇宙」 |
なぜ人は嘘をつくのか? |
Eテレ(NHK教育)(日本) 「モーガン・フリーマン 時空を超えて」 |
人はなぜウソをつくのか? |
目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
運が良ければたまにやってる再放送を見られるかもしれません。
その他のタイトルの一覧はこちらです。
導入部より引用
誰でもウソをついたことはありますよね?技術の進化が人をウソつきにしたのでしょうか?
それとも元々人はウソつきな生き物なのでしょうか?
ウソや秘密なしで社会は正常に機能するのでしょうか?
ウソが蔓延しているのは、私たちが簡単に欺かれ、記憶というものがアテにならないからかもしれません。
真実を知ることはできるのでしょうか?
それとも真実すらウソに過ぎないのでしょうか?
要点
私たちが真実を認知することを阻む要因として次のことが挙げられている。・私たちの脳は嘘をつくように配線されていること
・事実とは異なることを記憶することがあること
・五感は必ずしも真実を認知しないこと
・量子レベルでは物質と特性を切り離すことが可能であること
詳細
■ 他の人の気分を害さないためのウソはみんなよくつく(1) カン・リー(発達心理学者)
・会社の休暇理由、パーティーから抜ける理由など
■ ウソをつきやすい脳の人もいる
(2) ヤーリン・ヤン(心理学者)
・記憶や知識は脳を覆う灰白質に保存されている。
・それらの情報は白質という神経線維で結びついている。
・病的なウソつき、虚言癖のある人の脳は白質が25%も多い。灰白質は14%少ない。
■ デジタル化でウソがつきやすくなったりつきにくくなったり
(3) ジェフ・ハンコック(情報科学者)
・デジタル時代はウソがつきやすい。
・電話と比べると、メールは記録が残るのでウソがつきにくい
■ ウソは瞳孔に現れる
(4) ジョン・カーチャー(精神生理学者)
・ウソをつくと脳の働きが活発になることで瞳孔が少し大きくなる。
■ 五感では真実はわからない
(5) ドナルド・ホフマン(認知科学者)
・ミラクルフルーツ、腕の錯覚など。
■ 記憶は真実とは限らない
(6) 利根川進
・記憶は事実と異なる形で残ることがある。
■ 量子レベルでは物質から特性が切り離せる
(7) ジェフ・トーラクセン(物理学者)
・科学的な装置を用いても、例えば量子レベルでは、物質からその特性を切り離すことが可能。となると真実も切り離すことのできる特性に過ぎないのかもしれない。
感想、個人の意見
タイトルは「人はなぜウソをつくのか?」ですが、それに対応するのは前半の(1)~(3)で、(4)以降は「人は真実を知ることができるのか?」というのがテーマのようです。自分が真実だと思っていることが必ずしも真実とは限らないというのは肝に銘じておきたいところです。
シリーズのタイトル一覧はこちらです。
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