【モーガン】 「私は何者なのか?」まとめ

下記同一内容の番組のまとめを書きます。

放送局 / 番組名 タイトル
Science(米)2012年 S3-4
Through The Wormhole
What Makes Us Who We Are?
Discovery Channel(米)
モーガン・フリーマンが語る宇宙
魂と脳とアイデンティティ
Eテレ(NHK教育)
モーガン・フリーマン 時空を超えて
私は何者なのか?

目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
運が良ければたまにやってる再放送を見られるかもしれません。

その他のタイトルの一覧はこちらです。

導入部より引用

私たちは、すぐそばにありながら決して手にすることが出来ない何かを生涯探し続けます。それを「自我」と呼ぶ人もいれば、「魂」と呼ぶ人もいます。

現代の科学は、思考、記憶、夢を探り、ある深遠な問題を解き明かそうとしています。

「私は何者なのか?」

要点

人間のアイデンティティは、目の前に広がる世界を把握し、学び、適応し、記憶することで生まれてくる。常に変化する。

詳細

■ アイデンティティ構築の仕組み
(1) アリソン・ゴプニック(児童心理学者)
・人間が初めて自分を認識するのはいつなのかを解明しようとしている。
・こどもは鏡に映った自分や過去の自分が自分自身であると感じるまでに何年かかかる。

(2) ドナ・アディス(神経科学者)
・記憶について研究している。脳の海馬という部分が司る。
・海馬は未来を考えるときにも使われている。
・記憶はアイデンティティに欠かせない。

■ アイデンティティを確認するには?
(4) 神谷之康(神経科学者)
・夢はそのうち録画できるようになる。
・そうすれば心の奥底に潜んでいるものと向き合えるかもしれない。

■ 記憶の上書きは可能?
(3) ターリー・シャーロット(神経科学者)、マイカ・エデルソン(行動科学者)
・周囲の人たちの記憶と自分の記憶が一致しないとき、人間の意識はどう変わるか?を実験した。
 ⇒ 自分の記憶を周囲の記憶で上書きするという実験結果が出た。
・偏桃体が「周囲に合わせなければ」と思わせる。

■ 記憶を消すことは可能?
(5) アンドレ・フェントン(神経科学者)
・記憶を消すだけならマウスで成功しているが、問題は消す記憶を選べないということ。

(6) アラン・ブリュネ(心理学者。PTSDの治療を研究)
・PTSDは忘れたいのに忘れられないのが問題。
・薬を処方してからつらい出来事(トラウマ)を読み上げる、という作業を繰り返すことで患者は動揺せずに済むようになった。

■ そもそも「自分は何者か?」という問いを発しているものは何か?

(7) スティーヴ・ファーバー(コンピュータ工学者)
・それを知るために、人間のアイデンティティをシリコンチップで作り出そうとしている。

感想、個人の意見

(3)の「人間は周囲の人々に合わせて記憶を書き換える」という実験結果を見て、人に流されないよう気を付けようと思いました。



シリーズのタイトル一覧はこちらです。

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