下記同一内容の番組のまとめを書…
【モーガン】 「この世界は仮想現実なのか?」まとめ
放送局 / 番組名 | タイトル |
Science(米)2015年 S6-4 「Through The Wormhole」 |
Do We Live in the Matrix? |
Discovery Channel(米) 「モーガン・フリーマンが語る宇宙」 |
「マトリックス」的世界 |
Eテレ(NHK教育)(日本) 「モーガン・フリーマン 時空を超えて」 |
この世界は仮想現実なのか? |
目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
運が良ければたまにやってる再放送を見られるかもしれません。
その他のタイトルの一覧はこちらです。
導入部より引用
この世界が偽物だったらどうしますか?ひょっとして私たちはゲームに登場するキャラクターの1人に過ぎないのかもしれません。
しかしコンピュータに宇宙を構築できるのでしょうか?
一見偶然に見える出来事もすべて起こるべくして起こっているとしたら?
この宇宙の欠陥を見つければ、隠れたプログラムの存在を暴き出せるかもしれません。
映画「マトリックス」のように。
要点
この世界が仮想現実でありえるのか?・仮想現実であることの証拠もあると主張する科学者もいる。
・仮想現実であるための仕組みはいくつか考えられる。
詳細
■ この世界が仮想現実である証拠(1) サイラス・ビーンさん(原子核物理学者)
・宇宙に潜む欠陥を見つけた。
・超新星爆発で発する大きなエネルギーを持つ宇宙線が観測されない問題がある。その原因は、この世界がシミュレーションで、宇宙線が極小のグリッド(格子、メッシュ)に沿って動くように決められているからと考えれば説明がつく。
(2) ジェームズ・ゲイツさん(理論物理学者)
・ひも理論から情報の最小単位「ビット」が出てきた。
・「エラー訂正コード」も含まれている。
■ この世界が仮想現実であるための仕組み
(1) ジェシー・シェルさん(ゲームデザイナー)
・もしもこの世界が仮想現実だとしたら、その仮想現実をプログラミングするには今よりはるかに高い技術が必要。
・物理的な運動以外にも、人の五感、心などもプログラミングしなければならない。
・小さなバグも許されない。
・人間が気づかない部分は手抜きしているのかもしれない。
(2) ニック・ボストロムさん(哲学者)
・今後はテクノロジーと人体の融合が進んで我々とは比べ物にならない知能を持つようになる(ポストヒューマン)。
・私たちが住んでいるのは私たちの子孫のコンピュータの中。
・そうでない確率は極めて低い。
(3) スティーヴン・ラーソンさん(生物工学者)
・959個の細胞からならセンチュウを細胞レベルでシミュレーションしようとしている。
・筋肉と神経の複雑な情報伝達を担うプログラムがまだできていない。
(4) ユルゲン・シュミットフーバーさん(コンピュータ科学者)
・この世界の基本原則は「データ圧縮」につきる
・この世界のプログラムは数行で書ける。
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Algorithm FAST
FOR i := 1,2,…DO:
FOR each program p with length(p) <= i DO
run p for at most 2^(i - length(p)) steps;
reset storage modified by p;
END FOR
END FOR
=====
(5) クレマン・ヴィダルさん(宇宙物理学者)
・新しい宇宙を自分たちで作りたい。
・エネルギー源は連星の相互作用。
感想、個人の意見
たしかにこの世界が仮想現実である可能性はないとは言い切れません。しかし「・・・かもしれない」の域を超えるにはどうすればいいんでしょう??
超ひも理論(超弦理論)がもう少しきちんと実証されればジェームズ・ゲイツさんの説が少し説得力を増すかもしれませんね。
意識についての言及は特にありませんでした。
シリーズのタイトル一覧はこちらです。
マトリックス (字幕版)
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