Eテレ(NHK教育)の「モーガ…
【モーガン】 「”時間”は存在するのか?」まとめ
放送局 / 番組名 | タイトル |
Science(米)2011年 S2-3 「Through The Wormhole」 |
Does Time Really Exist ? |
Discovery Channel(米) 「モーガン・フリーマンが語る宇宙」 |
時間の存在 |
Eテレ(NHK教育)(日本) 「モーガン・フリーマン 時空を超えて」 |
“時間”は存在するのか? |
目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
運が良ければたまにやってる再放送を見られるかもしれません。
その他のタイトルの一覧はこちらです。
導入部より引用
私たちを取り巻く時間。時間とはいったい何なのでしょうか?
先に進むだけで戻ることはないのでしょうか?
過去、現在、未来はつながっているのでしょうか?
それとも別々に存在するのでしょうか?
科学における最大の謎「時間」。
時間は宇宙の基本的要素の一つなのでしょうか?
そもそも時間は本当に存在するのでしょうか?
マップ
内容をおおざっぱに図にまとめてみました(クリックで拡大)。 修正できるようにフリクションサインペンで書いてみたんですがコントラストがちょっと弱いですね。。要点
- 時間が絶対的なものか相対的なものかという問題については、相対的なものであることが既に実験で証明されている(重力の大きさによって時計が進む速さが変わる)。
- 時間が実在するのものなのか人間の幻想なのかについてはまだ議論が続いている。
その他詳細
■「時間は実在する」派- 「光の速度が長い距離進む間に変化するなら、時間の存在が証明できる」リー・スモーリンさん
- 「”時間は幻想”は感覚と一致しない」ティム・モードリンさん
- 「もしも時間も2次元以上あるなら、量子力学の不確定原理が変わる(確定しているものとして説明がつく、という意味に私は理解しました)」スティーブ・ワインスタインさん
- 「運動は不可能」パルメンデスさん(古代ギリシャ)
- 「時間は人間の脳が作ったもの」デイビッド・イーグルマンさん
- 「ホイーラー・ドウィット方程式には t(時間)が含まれていない。存在するのは1つ1つの瞬間」ジュリアン・バーバーさん
感想、個人の意見
時間と空間(距離)は人間が便宜上区別してるだけであって、宇宙の仕組みとしては等価なものだというのが私の理解です。実際、例えば自然単位系では時間と距離は単位が同じです。ですので、空間を実在すると考えるなら時間も実在すると考えるのが自然な気がします。
最後のスティーブ・ワインスタインさんの「もしも時間も2次元以上あるなら、量子力学の不確定原理が変わる」というのは特に興味深かったです。数式で理解するのはハイレベルすぎて難しいようですが。。
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