【コズミックフロント】 「ホーキング博士の提言100年以内に宇宙へ①」 まとめ

放送局 | 番組名 | 初回放送日時 |
NHK | コズミックフロント NEXT 「ホーキング博士の提言100年以内に宇宙へ(1)」 |
2017年 |
目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
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導入部より引用
地球。この星に知性を持った人類の祖先が生まれて20万年以上が経ちます。しかし今後どれくらい私たちのふるさとであり続けてくれるでしょう?人口は75億人。さらに増え続けています。限られた資源しかない中で地球は永久に私たちを養ってくれるわけではないでしょう。
人類の未来はどうなるのか?その問いに、世界で最も卓越した研究者のひとりが答えました。
天体衝突、ウィルス、気候変動、核戦争、人工知能の暴走・・・。
今、我々はホーキング博士の指摘する危機を現実のものとして感じる時代に入っています。地球脱出について真剣に考えなければならないのかもしれません。
今回と次回、ホーキング博士が2回にわたって私たち人類の生き残り策を語ります。
要点
人類の移住先として、火星とプロキシマbを紹介。火星は、①酸素がない ②水が氷でしか存在しない ③太陽の放射線から守られていないなどの問題を解決する必要がある。
2016年8月に見つかったプロキシマbは、環境が火星より地球に近い。次回で詳細に。
詳細
■ 水星は?・気温の変化が430℃から-180℃と激しいので難しい。
■ 天王星は?
・氷とガスで出来ていて着陸不可能。
■ 火星は?
・大気が薄い。地球の1/100。
・太陽からの放射線を受けて赤く酸化。
・地下数メートルに大量の氷があることがわかっている。
・酸素がない。
・シアノバクテリア、植物に酸素を作ってもらう
・液体の水が必要
・下記の方法で地下の氷を解かす
・フロンガスで火星を温めてドライアイスを溶かして二酸化炭素にして火星を温める
・水素爆弾でドライアイスを溶かして 〃
・数十万年もかかる
・火星移住の初期形態
・LEDで植物を育てて酸素を出してもらう
・基地の外では宇宙服
・最初に行く人は冒険家
・はじめ何人必要?
・多様性を維持するには10,000人以上必要。
■ プロキシマb?
・2016年8月、発見を発表
・太陽系に最も近い恒星「プロキシマケンタウリ」の惑星
・プロキシマケンタウリの直径は太陽の約 1/7
・水が液体で存在し得る領域(ハビタブルゾーン)にあると考えられる
・環境が地球に近いと思われる。
・地球から4.2光年しか離れていない
・公転周期11.2日
感想、個人の意見
昨日まとめた【解明・宇宙の仕組み】 の「宇宙移民」 は2014年の放送なのでプロキシマbが見つかる前のものでした。
そこではなぜか火星への移住について語られておらずその理由がよくわからなかったのですが、こちらの番組を見ると火星への移住は難易度が高いことがわかりました。
こちらの番組はプロキシマb発見後の放送なので次回のプロキシマb特集が楽しみです。
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