【モーガン】 「不老不死は実現するのか?」まとめ

下記同一内容の番組のまとめを書きます。

放送局 / 番組名 タイトル
Science(米)2011年 S2-9
Through The Wormhole
Can We Live Forever?
Discovery Channel(米)
モーガン・フリーマンが語る宇宙
永遠の命
Eテレ(NHK教育)(日本)
モーガン・フリーマン 時空を超えて
不老不死は実現するのか?

目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
運が良ければたまにやってる再放送を見られるかもしれません。

その他のタイトルの一覧はこちらです。

導入部より引用

限りある命。
それは私たちに恐怖を与えるとともに、行動を起こす力を与えてきました。

今、最先端の科学は、死を遠ざける方法に挑んでいます。その方法を生物学に求める者もいれば、脳科学に求める者もいます。一方で、不老不死が実現すれば人間らしさが失われるという懸念もあります。

不老不死の夢は実現できるのでしょうか?

要点

(エンディングより引用)
好むと好まざるとに関わらず、人類はやがて死を克服し、永遠の命を獲得すると多くの科学者は考えています。しかし、永遠の命を獲得したら、人類はそれに見合った新しい生き方を学ぶ必要があるでしょう。

神話の神々は、限りある命を羨んだと言います。生きられる時間に制限があるからこそ、偉大なことも成し遂げられます。限りある命こそが私たちに人間らしさをもたらしているのかもしれません。しかし死すべき運命を背負った私たちは、永遠の命に憧れ続けます。それもまた人間らしさなのです。

詳細

■ 寿命を延ばすには?

(1) カク・ミチオ(理論物理学者)
・熱力学第二法則(エントロピー増大則)が老化の原因
・外部からエネルギーを加えて体内のエントロピーを下げればよい。
 ただし複雑。
・たとえば癌細胞は永遠に増殖する。

(2) ヴォルター・ロンゴ(老年学者)
・ミトコンドリアを老化させる遺伝子2つをDNAから取り除いたらマウスの寿命が2倍に延びた。

■ 肉体の健康と若々しさを保つ方法は?

(3) オーブリー・デグレイ(老年学者)
・細胞に溜まる老廃物を体外に排出する薬を見つけられれば若返りができる。
・これで1000年は生きられる。
・薬の候補はバクテリア。

(4) クリス・ヴォイト(合成生物学者)
・病気に打ち勝つ微生物を見つけてバイオロボットを作ろうとしている。

■ 冷凍状態のまま長生きする

(5) グレッグ・フェイ(低温生物学者)
・体液まで凍らせない方法を見つけた。何万年も保存できる可能性がある。

■ 意識を機械に移植する

(6) オラフ・スポーンズ(神経科学者)
・意識は脳のどこにあるかをつきとめて機械に移植する

■ 人類より先に人口生命体が永遠の命を手に入れる?

(7) ヴラトコ・ヴェドラル(物理学者)
・量子コンピュータなら可能性は無限大。

■ 人類はそのうち永遠の命を獲得する

(8) フランク・ティプラー(数理物理学者)
・とおい子孫は、宇宙のエネルギーを自由に使えるようになる。
・人間と神と宇宙が一体になるときがくる(オメガポイント)
・蘇ったら、もう二度と死ぬ必要がなくなる。これってどうなの?

(9) アレグザンダー・ローズ(ロング・ナウ協会 事務局長)
・1万年動く時計を作っている。

感想、個人の意見

死ぬのは怖いけど、不老不死もつらいです。

昨日も書きましたが、不老不死のつらさについては例えば手塚治虫先生の「火の鳥 未来編」が参考になると思います。


火の鳥 2・未来編



シリーズのタイトル一覧はこちらです。

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