【解明・宇宙の仕組み】 「宇宙の最初の1秒間」 まとめ

放送局 | ディスカバリーチャンネル |
番組名 | 解明・宇宙の仕組み S3-4「宇宙の最初の1秒間」 |
原題 | HOW THE UNIVERSE WORKS 「First Second of the Big Bang」 |
放送日時 | 2014年 |
目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
タイトル一覧はこちらです。
導入部より引用
宇宙の最初の1秒間。それは最も重要な瞬間です。
空間と時間は突如として生まれました。
宇宙の誕生です。
その壮絶な最初の1秒間が宇宙の運命を決めたのです。
概要
宇宙の運命は最初の1秒間で決まった。その1秒間に何が起こったかを時系列でみていく。
特にインフレーション理論の発見により理解が大きく進んだ。
詳細
宇宙誕生からごくわずかな時間は、物理法則が通用しなくなる。時間の単位をプランク時間[tp](5×10^(-44)秒)で考える。
そうすると1秒は10億の5乗[tp] ということになる。
・最初、空間と時間は限りなく小さな1点の純粋なエネルギーの中にあった
・プランク時間が動き始めたとき、空間と時間が解き放たれた
・はじめは力は1種類だった(スーパーフォース)
・1[tp]もすると点が宇宙になった
・力が分離した
・水蒸気 ⇒ 水 ⇒ 氷 のように宇宙の状態の変化に合わせて力が枝分かれしていった
・まず重力
・星、銀河の形成に働く
・ちょうどいい大きさだった
・次に強い力
・原子核を結びつける
・1000万[tp]くらいで「インフレーション」が起こった(by アラン・グース)
・宇宙が均一なことを説明できる
・空間が光速以上の速度で広がった
・証拠
・宇宙マイクロ波背景放射の画像がインフレーション説と合致した
・インフレーションによる原始重力波が見つかれば(2018年7月時点でまだだと思います)
・温度は1000兆度の1兆倍
・野球のボール程度の大きさ
・エネルギーだけがある
・エネルギーがクォークになる
・強い力がクォークを結びつけて陽子と中性子を作った
・まだ質量がない → 光速で動く
・ヒッグス場、ヒッグス粒子がクォークに質量を与えた
・ビッグバンの初期、スーパーフォースの分岐を促進した
・弱い力、電磁気力が現れた
・物質 vs 反物質
・反物質は消滅した。
・物質も多くは消滅したが少しだけ(10億個に1個)残った。
・なぜ物質だけ少し残ったのかはまだわからない
・宇宙の温度は下がり続けた
・陽子と中性子が原子核を作り始めた
・原子が誕生した
・原子が集まって星が生まれ、銀河が形成された
・太陽、地球が生まれた
感想、個人の意見
宇宙誕生直後の出来事を、プランク時間 [tp] を1秒と考えてイメージするのはわかりやすいと思いました。「宇宙のはじまり」というテーマについては、このカテゴリーに他の番組のまとめもあります。
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