【解明・宇宙の仕組み】 「冥王星の秘密」 まとめ

放送局 | ディスカバリーチャンネル |
番組名 | 解明・宇宙の仕組み S5-3「冥王星の秘密」 |
原題 | HOW THE UNIVERSE WORKS 「Secret History Of Pluto」 |
放送日時 | 2017年 |
目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
タイトル一覧はこちらです。
導入部より引用
長年謎に包まれてきた冥王星の姿がついに明らかになりました。一連の画像は科学界を揺るがします。
氷の火山。
流れる氷河。
そしてロッキー山脈ほどもある山々。
冥王星は死んだ天体だと思われてきましたが、それはとんでもない間違いでした。
2015年に見つかった、印象的なハートマーク。
しかし冥王星最大の秘密は地下にありました。
太陽からの平均距離およそ60億キロの小さな冥王星に地球外生命の可能性が・・・!
概要
2015年夏、NASAの探査機 New Horizons が冥王星を間近に撮影することに成功した。それまで冥王星は死んだ惑星でつまらないと考えられていたが、実は非常に面白い天体であることがわかった。
液体窒素の海、氷の火山の噴火など。
エネルギー源は水が氷になるときの凝固熱と考えられている。
宇宙の氷の世界の見方が一変した。
詳細
冥王星は、昔は太陽系で一番外側の惑星とされてきたが、他にも同じような氷の天体が発見されたため、2006年、準惑星に降格した。2015年夏、NASAの探査機 New Horizons が冥王星を間近に撮影することに成功。
・高い山脈
・曲がりくねった氷河
・クレーターのない広大な平原
・火山の噴火口っぽい盛り上がりが2つある。
・楯状火山
・溶岩(玄武岩)ではなく氷がシャーベット状になって噴出したのでは?
・衝突クレーターはほとんどない
・隕石が落ちた跡が残る間もなく地表が新たに作り替えられているから
・ハート形の凍った平原がある
・西半分のスプートニク平原にはクレーターがない
・窒素の氷河が山から流れ下ってできたものかも
・対流が起きているかもしれない。それによってパッチワーク模様ができる
(溶岩湖と同じ)
・凍った水が、コルクのように窒素の水に浮いて黒っぽい点として見える。
・冥王星の活動のエネルギー源は?
・「地下に液体の水で満たされた海がある」説が有力
・海が凍る時に発生する凝固熱が表面の地質活動を引き起こしている
・銀河系のほとんどの火山はこういう冥王星のタイプかもしれない。
・となると生命はいる?
・地球の生命に必要なものは、水、エネルギー源、有機化合物
・水とエネルギーは冥王星にも存在することはわかった
・有機化合物(ソリン)は、冥王星の大気に含まれている。
・冥王星の地表は有機物を含む雪で覆われていた
・生命の存在は、地表近くは温度が低すぎて難しいが、液体の水の深さまでソリンが入り込んでいればありえる。
・冥王星の衛星は5つ
・巨大隕石の衝突によるものと思われる。
・一番大きさ衛星「カロン」・・・裂け目がいっぱい
・内部の水が凍り付いたときにできたと考えられている
・北極付近はソリンに覆われていて「モルドール」と呼ばれる
・冥王星には温暖化した時期があった?
・そうでないと液体の窒素が存在しえた時期があったことの説明がつかない
・冥王星の自転軸のふらつきによって、太陽に近づタイミングで温暖化するのかもしれない。
感想、個人の意見
冥王星の地質活動のエネルギー源が凝固熱という説は驚きでした。それで氷河がながれたり、氷の火山が噴火したり。面白い。
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