【解明・宇宙の仕組み】 「死をもたらす星」 まとめ

下記番組のまとめを書きます。

放送局ディスカバリーチャンネル
番組名解明・宇宙の仕組み
S5-4「死をもたらす星」
原題HOW THE UNIVERSE WORKS
「Stars That Kill 」
放送日時2017年

目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。

タイトル一覧はこちらです。

導入部より引用

暗い夜空には怪物が潜んでいます。

近年、天文学は宇宙のまがまがしい一面を明らかにしてきました。

とてつもない規模の破壊をもらたす、死の天体の存在です。

恒星系をバラバラにし、惑星を一瞬にして消し去ります。
宇宙のどこかで、地球と同じような世界が今も死の天体のえじきになっているかもしれません。

狙われたら最後、逃げられません。

概要

いくつかの地球を脅かす星を紹介。

・超新星爆発(青色超巨星、赤色超巨星)
・青色はぐれ星
・逃亡星
・ガンマ線バースト
・白色矮星

現象としては、恒星が最後に放出する放射線や、恒星の重力による破壊など。

詳細

(1) 青色超巨星(せいしょくちょうきょせい)(超高輝度超新星)の超新星爆発

・ASASSN-15LH (アサシンと発音)
 ・2015年6月 @チリ
 ・40億光年の彼方から、観測史上最も明るい超新星爆発を観測した。
 ・最も強力なマグネター
  ・マグネターとは、パワーアップした中性子星。強力な磁場。
 ・1秒間に1000回転
 ・これを超える超新星爆発は2度と起きない可能性もある

(2) 赤色超巨星(せきしょくちょうきょせい)の超新星爆発

・アンノバ(unnova)
 ・最大級の赤色超巨星は、明るい超新星爆発を起こすことなく、スイッチを切ったように一気にブラックホールになるという仮説
  ・最大級の赤色超巨星は重力が大きすぎて崩壊するときに光さえも逃げ出せない
  ・周囲の惑星はブラックホールに吸い込まれることはないが温度が下がって凍り始める

(3) 青色はぐれ星

・古い星団の中に混ざっている若い(青い)星。

・連星の小さい方が、老いた大きい方からガス(水素)を吸い取って若返る(吸血鬼のよう)。吸い取られた方は白色矮星になる。

・時間が経つと青色はぐれ星のガスを白色矮星が吸い取って立場が逆転する(ゾンビのよう)。

(4) 逃亡星

・ロケットの1000倍で移動する恒星

・青色はぐれ星がパートナーの赤色矮星の爆発に飲み込まれずに放り出された?

(5) ガンマ線バースト

・光速で回転する中性子星にたまったエネルギーが中性子星の2つの磁極から噴出したもの

・宇宙最強の破壊力
 ・近くにある惑星を蒸発させてしまうほど

・超・超新星爆発
 ・爆発のエネルギーが全方向に拡散するのではなく特定の方向に集中したもの

・2008年、70億光年離れたところで起きたガンマ線バーストが地球に届いた
 ・もしも数千光年だったら地球の大気はプラズマと化していた

(6) 白色矮星の重力が惑星を破壊する

・実際に1例観測できた。
・太陽も50億年後地球を破壊する。

感想、個人の意見

宇宙の超危険エリア」でも類似のテーマを扱っています。


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