【モーガン】 「ジェンダーの境界線」まとめ

下記同一内容の番組のまとめを書きます。

放送局 / 番組名 タイトル
Science(米)2011年 S7-3
Through The Wormhole
Are There More Than Two Sexes?
Discovery Channel(米)
モーガン・フリーマンが語る宇宙
ジェンダーの境界線

目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
運が良ければたまにやってる再放送を見られるかもしれません。

その他のタイトルの一覧はこちらです。

導入部より引用

男の子か女の子か。
生まれてくる子の親ならだれもが気になるでしょう。

しかし性別は2つだけではないかもしれません。
男性と女性の境界線は曖昧なのです。

心の性と体の性が一致しない人や、性別が途中で変わってしまう人たちの謎が解明されつつあります。

果たして男性でも女性でもない性は本当に存在するのでしょうか?

概要

心も体も男または女に生まれて、一生そのまま変わらない、というパターン以外にもいろいろある。
そもそも男女の定義もあいまい。
性の多様性を尊重する技術は着々と進化している。

詳細

(1) リチャード・ホルト(内分泌学者)
・スポーツ連盟は男女の線引きの方法を模索している。
・裸になる方法は中止された。
・昔はテストステロンというホルモンの値で男女を判定していた時期もあった。
・今はテストステロン値での性別の判別は難しいことがわかっている。しかもテストステロン値が高いからといって有利とも限らない。

(2) ダフナ・ジョエル(神経科学者)
・1400人以上の脳をMRIで調べたが、脳の男女差はなかった。

(3) エリック・ミライン(遺伝学者)
・性分化疾患(生物学上の分類と外見が一致しない)を研究している。
・生殖器の形態が曖昧な人たちもいる。
・染色体は男性のXY型でありながら、見た目が完全に女性の人の例。
 ・実はY遺伝子上のSRY遺伝子のみが性別を担う。SRYの働きによっては外見が女性っぽくなる可能性がある。

(4) クリス・ハルク(小児内分泌学者)
・ドミニカ共和国のある村では、女の子が思春期になると男性に変わる子たちがいた
 ・幼いころから男性らしい外見になるには、テストステロンに加えてDHTが必要。

(5) イバンカ・サビック(神経科学者)
・トランスジェンダーの人たちの多くは自分の体に違和感を覚えて葛藤する。

(6) デイビッド・ザルコウワ(遺伝学者)
・マウスから精巣の働きを助ける遺伝子DMR-T1を取り除くとオスの体内に卵巣ができ始めた。つまり生まれた後も性別は変わりうる。

(7) ジョエル・パーカー(生物学者)、サラ・ヘルムズ・カーナー(進化生態学者)
・あるアリは、オスとメスそれぞれがさらに2種類(計4種類)ある。


シリーズのタイトル一覧はこちらです。


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