【宇宙の奇石】 「変化」 まとめ

下記番組のまとめを書きます。

放送局ナショナルジオグラフィック
番組名宇宙の奇石
S1-4「変化」
原題One Strange Rock
「Terraform」
放送日時2018年

目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。

タイトル一覧はこちらです。

ホームページより引用

生物は40億年近い歳月をかけて地球を形作る手助けをしてきた。
最初は岩の塊にすぎなかった地球を楽園に変えてきたのだ。

一方で生物には破壊する力もある。そのため時には地球に望ましくない変化をもたらすこともあった。

バクテリアから植物、動物そして人間に至るまで、あらゆるレベルの生き物はどのようにして地球を変えてきたのか。
そして将来どのような可能性があるのか。
元宇宙飛行士たちの証言をもとに、地球の真実に迫る。

概要

生物によって地球が形作られたことを示すいろんな例を紹介しています。

・地衣類(コケなど)の活動がなければ7大陸はなかったかもしれないこと
・ブダイなどの魚の排泄物によって砂浜や島ができたこと
・バクテリアの光合成が原因でスノーボールアースの時代があったこと
・植物によって川の深さ、蛇行が生まれて周りに生物が集まったこと
などなど。

最後は人間による環境問題にも触れています。

詳細

■ 地衣類

地衣類は地球の8%を覆っていて、生えている岩の形を変えるパワーがある。
成長とともに岩をも砕く。
大量の細かい破片が発生する。
その破片が海に流されて水を堰き止める。
すると水は地球の内部へとしみこんでいき、マントルの岩石を溶けやすくする。
こうしてマグマができて噴火が起きる。
噴火によって新たな陸地が作られる。
このように、地球に生物がいなかったら7つの大陸は存在しなかったと思われる。

■ ブダイ

ビーチの砂浜の正体のほとんどはブダイなどの魚の排泄物。
その砂を基礎に島が出来、生物が栄える。

■ バクテリア

約30億年前、バクテリアが光合成を始めたことで酸素が発生した。
それによって温室効果ガスのメタンが減って気温が低下。
全球凍結(スノーボールアース)になった。
その後噴火で二酸化炭素が放出され、気温が上がった。

■ 川付近の植物

植物は川の流れを司ることもできる。
根が張り巡らされると土が固められる。
すると川幅は広がらずに川が深くなる。
そして川は蛇行する。
川の回りに人間も含めた生物が反映した。

■ 生物の死骸

建築材料の石灰岩は生物の死骸の塊。
石油製品、歯磨き粉の研磨剤などもすべて太古の生物のおかげ。

■ 人間

人間は地球の新参者でありながら、自然を荒れ果てた姿に変えてしまった部分もある。
大理石を切り出した跡、石炭を掘りだした跡など。
温暖化、大気汚染なども?

人間が地球からいなくなっても、地球は他の生物とともに存在し続ける。
日本の軍艦島を見ればイメージできる。

人類の家は地球。

感想、個人の意見

「生物によって地球は形作られた」というのは私にとっては新しい視点でした。
ただ正直、「風が吹けば桶屋が儲かる」的な話に感じた部分もありました。
業界では信ぴょう性の高い説なのかもしれませんが。

宇宙飛行士の方々のコメントのいくつかは、自分も飛行機から見える景色を見て思ったことがあるので共感できました。


タイトル一覧はこちらです。

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