【ナショジオ】 ホーキング博士のジーニアス 「私たちが存在する理由とは?」
下記番組のまとめを書きます。
放送局 | ナショナルジオグラフィック |
番組名 | ホーキング博士のジーニアスby スティーヴン・ウィリアム・ホーキング(Stephen William Hawking) |
原題 | Genius by Stephen Hawking |
エピソード | 「私たちが存在する理由とは?」 (原題:「Why Are We Here ?」) |
目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
この番組は以前「Hulu」でオンデマンド配信されていたようですが、2018.02.20 現在では配信されなくなっているようです。
スカパー!などのナショナルジオグラフィックを契約していれば、運がよければ不定期に再放送しているのが見られるかもしれません。
「ホーキング博士のジーニアス 」のタイトル一覧はこちらです。
導入部より引用
なぜ自分が存在するのか?知りたい人は多いでしょう。その答えは世界をより平和にするかもしれません。
素晴らしいことです。
私たちを作ったのは神だと信じる人もいれば、偶然が重なって生まれたと考える人もいます。しかし他の答えも見つかりそうです。
いくつかの実験を行い一緒に考えてみましょう。
要点
「今、自分がこうしているのはなぜか?決められていることなのか?意志によるものなのか?偶然なのか?」というテーマです。決定論も紹介されますが、最終的には多世界解釈などを紹介して、「今の自分は自分の意志で選択して成り立っている」としています。
詳細
■ 量子論登場するまでは、科学は決定論・同じ条件で実験すれば結果は同じであることがわかっているのが科学。
・ラプラスは計算機さえ発達すればすべての未来は予測可能と考えた。(決定論)
・自由意志のつもりでも、本人が意識するより0.5秒ほど前に脳は活動を始めていることが実験からわかった。無意識の脳の活動 ⇒ 意識 ⇒ ボタンを押す の順。
■ 量子力学の世界では、すべてが決定しているわけではない
・ミクロの世界では不確定性原理が働く
・電子や粒子の動きを確実に把握できないなら、世界が規則的に動くとは言い切れない。
・選択肢が用意されている
・起こり得る出来事はすべて別の世界(パラレルワールド)で起きているのかもしれない。自分が選択しなかった世界も同時に存在しているという多世界理論。
感想、個人の意見
ボタンを押す(自分の意志)よりも脳の活動が0.5秒くらい早いという実験結果はいろんな科学者によって再現されているそうです。つまり私たちはあらかじめ決められた人生に感情移入(意識移入?)しているだけかもしれないということです。しかし私は未来に自分の意志が関係ない(意志は幻想)とは考えにくいです。感覚的ですが。今日の昼食はどこで何を食べるか、転職するかどうかなど。とすると多世界解釈を支持していることになるのかな?
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