【モーガン】 「宇宙は永遠に続くのか?」まとめ

下記同一内容の番組のまとめを書きます。

放送局 / 番組名 タイトル
Science(米)2012年 S3-9
Through The Wormhole
Will Eternity End?
Discovery Channel(米)
モーガン・フリーマンが語る宇宙
永遠が終わるとき
Eテレ(NHK教育)
モーガン・フリーマン 時空を超えて
宇宙は永遠に続くのか?

目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
運が良ければたまにやってる再放送を見られるかもしれません。

その他のタイトルの一覧はこちらです。

導入部より引用

永遠。宗教と同様、古くからある概念です。
人類の歴史と同じくらい古いかもしれません。

しかし現代の科学は、永遠という概念に疑問を投げかけています。

この宇宙にはやがて終末が訪れるのか?

宇宙が消滅しても時間は存在するのか?

あるいは、時間もまた終わりを迎えるのか?

要点

「終わりがある」と考える科学者と「終わりはない」と考える科学者に割れているようです。
それぞれの立場の方々が持論を展開します。

詳細

(カッコ内の数字は番組内の登場順)

■「終わりがある」説

(3) ショーン・キャロル(物理学者)
・宇宙はいずれブラックホールだけになり、ブラックホールもいずれ蒸発する。
 ダークエネルギーだけが残る。
 そしてまた同じ宇宙が産まれて・・・を繰り返す。
 もしもこれが永遠に続くとすると、いつかは自分とまったく同じ人物が現れることになる。それはおかしい。

(4) ラファエル・ブソー(理論物理学者)
・多元宇宙でいうと、この宇宙も時間もいつか終わる。しかし他の宇宙と時間が産まれる。
・すべての宇宙を俯瞰できる立場に立つと終わりはないが、光速を超えられない限りこの宇宙から飛び出してそのような立場に身を置くことはできない。

■「終わりはない(永遠に続く)」説

(2) フォティニ・マルコプール(理論物理学者)
・時間は実在し、永遠に続く。
・時間に終わりがあるなら始まりがあるはず。
 宇宙の誕生以前に時間がなかったとすれば、時間はいったいどこから生まれた?

(5) アンドリュー・ストロミンジャー(理論物理学者)
・時間は未来から過去への投影(ホログラム)かもしれない。
 ・ビッグバン直後に何もないのは投影元から離れすぎているから。
 ・未来に行くほど時間が進みにくくなるので、投影元にたどり着くには無限(永遠)の時間がかかる。

■ その他

(1) ヴェラ・ダ・シルヴァ・シンハ(人類学者)、クリス・シンハ(言語心理学者)
・時間という概念を持たない人々もいる。

(6) ジェフ・トラクセン(物理学者)
・終わりがあるのかどうかが直接的に確認できるようになるかもしれない。
・まだ素粒子レベルだが、未来が現在に影響を与える証拠を実験で見つけた。
 (実験の方法がおーにしにはよく理解できませんでした)
・過去から未来への流れと未来から過去への流れは同時に存在する。

(7) トム・バンクス(理論物理学者)
・宇宙に終わりがあるかどうかは人間の知り得る(測定できる)ことではない。
 ・宇宙全体の情報量に比べると、人間が知りえる情報はごくわずかだから。

感想、個人の意見


根拠となる実験結果があるという意味で、(6)の説は少し説得力を感じました。
しかしその実験内容が私にはイマイチ理解できず。。
わかる方、教えてください!


シリーズのタイトル一覧はこちらです。

0

【モーガン】 「宇宙は永遠に続くのか?」まとめ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 神無月 より:

    ありがとう!
    ちょうどこの番組の再放送を家事しながら見てて、
    トム・バンクスさんの話に興味を持ち、聞き逃した
    ファーストネームを調べてたところでした。

    光円錐がなぜ逆さのひし形になるのか興味あります。

    この手の番組は話がざっくばらんにすぎるけど、
    様々な研究分野を紹介してくれるのが面白いですね。

神無月 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です