下記同一内容の番組のまとめを書…
【モーガン】 「宇宙は生きているのか?」まとめ
放送局 / 番組名 | タイトル |
Science(米)2012年 S3-3 「Through The Wormhole」 |
Is The Universe Alive? |
Discovery Channel(米) 「モーガン・フリーマンが語る宇宙」 |
生命体としての宇宙 |
Eテレ(NHK教育)(日本) 「モーガン・フリーマン 時空を超えて」 |
宇宙は生きているのか? |
目的は、「見逃してしまった人に、概要だけでもお伝えすること」です。
運が良ければたまにやってる再放送を見られるかもしれません。
その他のタイトルの一覧はこちらです。
導入部より引用
小さな微生物も大きな木も、一目見れば生きているかどうかはわかります。しかし、もっと大きなスケールの生命体は存在するのでしょうか?
惑星が細胞のように働き、ブラックホールがDNAのような役割を果たす-
宇宙に生命体の定義が当てはまるとしたら、宇宙は生きていると言えるのでしょうか?
要点
万人が納得する生命の定義はないが、定義次第では「宇宙は生きている」と言える。それにまつわる説がいくつか紹介されている。
・「ロボット、国、地球も生物」説
・「ビッグバウンスが宇宙の鼓動」説
・「宇宙が新しい宇宙を生んで遺伝、進化する」説
・「宇宙は巨大な量子コンピュータ」説
・「宇宙は私たちの意識が作り上げた絵空事」説
詳細
■ 「ロボット、国、地球も生物」説(1) ユルゲン・シュミットフーバー(コンピューター科学者)
・ある種のロボットは生きていると考えている。
・1つの生命体が複数の体を持つことも可能(超個体)。
(2) ジェフリー・ウェスト(素粒子物理学者)
・都市は生命に似た特徴を多く備えている。
・逆に生物を「エネルギーが流れるネットワーク」とみなすと、哺乳類のサイズさえわかれば心拍数、寿命、どれくらい子孫を残すかがわかる。
・「国」「地球」にもこの考え方は拡大できる。
■ 「ビッグバウンスが宇宙の鼓動」説
(3) ステファン・アレグザンダー(理論物理学者)
・宇宙の鼓動は「ビッグバウンス」
・収縮から膨張に転じる際はニュートリノの反発力が活躍する
・ビッグバウンス時に宇宙は「変態」する。
■ 「宇宙が新しい宇宙を生んで遺伝、進化する」説
(4) リー・スモーリン(理論物理学者)
・宇宙が宇宙を生み、進化する。
・物理法則がDNA。
・量子重力理論によると、ブラックホールから新しい宇宙が生まれる可能性がある。
・動物の進化論をあてはめると、より多くのブラックホールを生み出せる物理法則が生き残る。
■ 「宇宙は巨大なコンピュータ」説
(5) セス・ロイド(機械工学者)
・量子コンピュータは「あらゆる原子や素粒子はものを考えることができる」という発想に基づく。
・量子コンピュータの存在は原子がものを考えられる証拠。
・原子から成り立つ宇宙は量子コンピュータのようなもの。
・ビッグバンから計算は続いている。
・生物などは計算の成果。
(6) ユルゲン・シュミットフーバー(コンピュータ科学者)(前出)
・コンピュータで宇宙を再現しようとしている。
・宇宙を形成している単純なプログラムを見つけたい。
・自分が物理学者になっても限界があるので、コンピュータにそれを託そうと考えた。
■ 「宇宙は私たちの意識が作り上げた絵空事」説
(7) ロバート・ランザ(生物工学者)
・生命中心主義
・すべては私たちの脳が作り出したもの
・人間を取り巻く物質世界はすべて私たちの心が作り出したものであり、あらゆる感覚を閉ざせば空間も時間も消えてしまう。
感想、個人の意見
昨日は「海は思考するのか?」で今日は「宇宙は生きているのか?」です(^^;。私の感覚では、ロボットがどれだけ精巧に作られても生きているとは思えないです。仕組まれたプログラムどおりに動いているとしか感じられません。宇宙が生きているというのもピンときません。。
自分にとって今しっくりくる生命の定義は
「意識によって、物理法則では説明できない変化を起こせるもの」
かな。ただ、本当に意識を持っているかどうかを見分ける方法はないのかもしれませんが。。
シリーズのタイトル一覧はこちらです。
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